エアコンから風は出てるのに涼しくならない時に自分でできる対処方法

夏の暑い季節に増える故障の1つに「エアコンから風が出てるのに部屋の気温が下がらない」があります。
真夏の暑い季節にエアコンが使えなくなるのは深刻な問題です。
修理業者が来る前に試してみる価値がある対処方法をご紹介します。

エアコンの風が涼しくならない原因

２つの原因があります。
「エアコン内のガス抜け」「室内機のフィルターの目詰まり」です。

ガス抜け

・エアコン本体の老朽化
・エアコン本体の初期不良
・取り付け工事不良

フィルターの目詰まり

風が涼しくならない故障原因の２割くらいは「フィルターの目詰まり」です。
お客様からは「そんなところ、何の関係があるの？」と半信半疑で言われることがよくあるのですが、実はおおありなのです。
エアコンの風は、室内から空気を取り込んで冷やして排出しています。
取り込む空気が減ると冷やす空気も減りますので、空気が冷やせなくなります。

エアコンの風が涼しくならない時に自分でできること

「フィルターの掃除」です。

上記でもご説明しましたが、エアコン内に取り込む空気が不足すると部屋の空気を冷やせません。
フィルターを水洗いして、フィルターの目詰まりを解消しましょう。

注意すること

①特にリビングのエアコンには注意が必要です。
フィルターがパッと見て綺麗でも、キッチンと併設されているリビングのエアコンは少なからず油汚れがあります。
目に見えなくても料理の香りと一緒に油も飛散して、フィルターに油汚れがありますので中性洗剤で洗浄してください。

こまめに掃除機で掃除をしている人は多いですが、水洗いをしていない人は少ないようです。

②フィルターの掃除をしても改善しない場合は、エアコン本体の故障ですので業者へ修理依頼をしましょう。

まとめ

エアコンの風が涼しくならない時に自分でできることは「フィルター掃除」です。
修理でお邪魔しても、フィルター洗浄だけで改善することが過去何度もありましたので、ぜひ1度試してみてください。

フィルターを洗浄しても症状が改善しない場合はすみやかに業者へ修理依頼をしてください。