【I様邸:プロジェクター】ホームシアターを作ったお客様のご自宅にプロジェクターを搬入、取付工事
ご自宅にホームシアターを作ることを計画していたお客様から、プロジェクターの取付ご依頼をいただきました。
ご自宅の防音などの施工は建築会社、ホームシアターシステムは当店へご依頼くださいました。
ホームシアターをご自宅に作る一つの例としてご紹介します。
この記事でわかること
・お客様のご要望~提案準備~取付までの流れ
・かかった工事費用¥35,000の内容
※I様より記事作成、写真の使用、工事費のみ公開許可済み。ご協力ありがとうございます※
お客様のご要望と準備したもの
お客様のご要望
・通常のテレビ番組はTVで見たい。
・映画は映画館のような大画面(プロジェクター)で見たい。鮮やかな画面がいい。お手入れの不要なものがいい。
・持っているDVDを見たい。
・臨場感のある音響がいい。
今回はお客様の希望がはっきりしており、お客様自身でホームシアターをプロデュースされました。
若井家電で準備する前に、ご自宅のシアタースペースの確認など、ある程度現状を把握して備品を準備。
お客様のご要望 | 建築業者対応 | 若井家電(当店)対応 |
---|---|---|
通常のテレビ番組はTVで見たい。テレビも大きい方が良い。 | お客様自宅のTV設置予定場所における限界のサイズを提案→SHARP 70インチ決定。 70インチのTVを作っている大手メーカーがSHARPしかない。 | |
お手入れが不要で、画質の鮮やかなプロジェクターが欲しい。天吊りにしたい。 | 100インチまで見られるロールスクリーンを設置。 天井埋込のため。 | お手入れが不要で高画質(レーザー)プロジェクターを提案→SONY VPL-XW5000決定。 |
手持ちのDVDを見たい。 | TVがSHARPだった為、互換性を踏まえてSHARPのレコーダーを提案→決定。 | |
臨場感のある音響がいい。 | 5.1chスピーカーを設置。 配線を見せないようにするため。 | TV、プロジェクター、DVDレコーダー、スピーカーをつなぐ為、アンプを提案。 →SONY AN1000 |
若井家電で準備したもの
取付工事までの手配と調整
設置イメージ
テレビとアンプとレコーダーは、テレビラック。
プロジェクターは、天吊り。
(スピーカーとスクリーンは、埋込のため建築業者対応済み)
お客様のご要望と、ラックのサイズを加味しながら設置となる予定です。
工事日の調整
複数のメーカーであることから、商品が全てそろってからの日程調整となります。
現在は、メーカーの欠品や流通の法改正などで、全てがそろうのに1ヶ月かかる場合もあります。
I様の商品は、全てそろうのに3週間ほどかかりました。
取付
1,プロジェクター
- 取付位置を確定する
- あらかじめ建築業者が取り付けている、プロジェクター用の下地を探します。
SONY VPL-XW5000の本体は、13kg(お掃除機能付きのエアコンと同じくらいの重さ)なので、下地への固定は必須です。
下地は厚さ15mmのベニア板を確認できました。
- 金具(天井用)を取り付ける
- 場所が確定したら、13mmネジでプロジェクターを天井から吊り下げる為の金具を取り付けます。
- 金具(本体用)を取り付ける
- 金具と同封されていた説明書にプリントされていたQRコードで、取付方法を確認しながら取付する。
※HP-100は、同封されていた説明書だけではわかりにくいので、必ずデジタル説明書で確認しながら施工しました。
- プロジェクターを取り付ける
- 一人での設置も可能ですが、SONY VPL-XW5000は総重量13kgあるため、2人での取付が安全です。
- 安全対策
- 取付金具に、専用のプロジェクター落下防止のワイヤーが同封されています。
しかし、SONY純正出ないため、本体と固定金具を結ぶものではなく、天井固定金具と本体固定金具をつなぐようになっています。
- 配線接続を行う
- 建築業者があらかじめ設置してくれていた電源とHDMIに接続します。(ここから、TVラックまでつながっています)
2,アンプ、DVDレコーダーを設置・接続
設置場所は、設置可能な場所や使用頻度を考えて設置しますが、お客様のご希望場所へ設置しました。
各機器をつなぐ
TVラックの裏で、TV,レコーダー、アンプ、スピーカーなどの配線が集まります。
この写真は、ホームシアターシステムの配線です。
他にも、家電を置く場合は、さらに電線が増えます。
壁掛けでも言えますが、できるだけこの配線を見せないように見えないように気を配る必要があります。
最終調整
プロジェクター
1,猫を飼っておられるとのことで、猫ちゃんが飛びつかない高さまでスクリーンを下ろす。
2,投影する場所を確定し、水平、垂直を整えピントを合わせる。
ウーファーの調整
ウーファーは、他のスピーカーとは別に独立しており、周波数を調整する必要があります。
まとめ
ホームシアター取付工事費¥35,000の内容
・お客様の要望を伺う。現場を確認する(出張)
・ご要望を踏まえた商品探しとご提案。
・商品の発注と配達。
・取付。調整。
・取付後のご様子の確認。
※壁の工事などを建築業者が対応していた為、工事費が最小限の費用となっています。
工事の際は必ず、現場見積もりが必要です。
ホームシアターをしっかり作られるお客様は、若井家電サービスでは少なく不慣れなことが多かったのですが、ホームシアターを作る前から、お客様の方からしっかり要望とご相談があったため、しっかり考えてしっかり調べて情報を提供できました。
丁寧に対応することができたと思います。
丁寧に対応するということは、1つ1つ確認しながら行動するため、私たちの勉強にもなります。
今回は、丁寧に対応ができ学びの多いお仕事でした!
お買い上げ、ありがとうございました!